カテゴリー「日活ロマン」の記事

2010年5月16日 (日)

濡れた荒野を走れ

昭和の映画やドラマを観ていると、「ああ、今じゃあまず出来ない表現だ」と感じることが多々あり ますね。

例えばソレは言葉の問題だったり、巨大な組織に対する反体制的な脚本だったりと様々です。

確かに、こりゃあ当時でも行き過ぎだろうってこともありますけど、逆に昔も今も問題の根本は変わってないと思わせることもありますね。

今回観た作品は、今では呑気な散歩番組をライフワークとして、遂にワタシの地元までも来ちゃった地井武男が主演の『濡れた荒野を走れ』。
(1973年6月23日劇場公開。同時上映は『外人妻』と、小川節子の『怨歌情死考 傷だらけの花弁』。)

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2010年4月24日 (土)

昼下りの女 挑発!!

『八月の濡れた砂』と『不良少女 魔子』を最後に路線変更を図った日活ですが、ソレまで在籍していた多くのスターは新たな活躍の場を求めて会社を去っていきました。

こうして従来のアクション映画から低予算のロマンポルノ路線に移行していくも、ある程度の規定さえ守れば好きに制作出来る状況を逆手に取って、色んな作品が世に出ることに。

正直なところワタシが抱いていたロマンポルノというのは、かなり陳腐なものだったんですけど、改めて歴史をひっくり返してみると『おくりびと』の滝田洋二郎監督をはじめ、根岸吉太郎監督、森田芳光監督など現在も普通に大作を世に出している監督を輩出しているし、長谷部康春監督や藤田敏八監督、 田中登監督や神代辰巳監督など著名な監督の作品が制作されていたりで、実はプログラムピクチャー好きにとって隠れた好素材が多いということが判明し、おかげでコレまでに増して日本映画を掘り下げていく事態になりました。

そんな中でぶち当たった斉藤信幸監督作品である『昼下りの女 挑発!』という作品…。

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