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2010年8月22日 (日)

シネマ△トライアングル presents 石井輝男監督 没後五年&『石井輝男映画魂』公開記念上映会

渋谷で輝男監督作品を鑑賞したあとは、都営銀座線に乗り新橋TCC試写室まで行ってきました。

ココでは『石井輝男映画魂』公開記念として、渋谷とは別の上映会が企画されており、さらには輝男作品を語る上での最重要俳優である吉田輝雄さん御本人のトークショーなんていう、奇跡的なイベントが開催されるということで出掛けてきましたよ。

Photo_4

吉田輝雄さんは現在は関西在住らしく、関東で直接会えるような機会が以後あるかどうか不明ということもあるので、コレは参加しないわけにはイカンでしょう。
(関西ではディナーショーとか定期的に開催されているみたいですが)

てなわけで久々に新橋まで行きましたが、入場時間まで余裕がなかったこともあり、全く新橋周辺を満喫することなく会場へ。

40人くらい入る会場だということでしたが、最終的には満席になってましたね。

客層は、大体がワタシと同年代から50代くらいでしょうか。

高い料金(4,000円でした)を払うだけあって、やはり渋谷よりはコアで熱心な映画好きな男女が集合って感じに見受けられます。

コチラでの上映作品は、昨年に意としないところから話題になった『盲獣VS一寸法師』と、『無頼平野』の二本立てでした。

正直、せっかく吉田輝雄さんが来られるのだから、新東宝や松竹などの作品で、渋谷とカブらないモノをチョイスしたほうが・・・っていう気もありましたけど、ソコまで要求するのは贅沢かな。

『盲獣VS一寸法師』に関しては、以前に書いているので省略。

Photo_3

気のせいか、周囲をチラ見すると、別の世界に旅している人も多かったような(苦笑)。

上映後には、盲獣役の平山久能さんによるプチトークショーもありました。
思っていたよりもお若い役者さんでしたね。

しばしの休憩を挟んで『無頼平野』の上映ですが、コチラに関しては改めて記事にする予定なので、今回は省略します。

001

上映が終わり、若干の休憩を挟んで、いよいよメインのトークショーですよ。

ナマの吉田輝雄さんは現在74歳ということですが、ほとんど俳優活動をされていない割には60年代の雰囲気がバリバリ残っており、写真で見ていた近影より確実にスリムでハンサムです!

グレーの三ツボタンの細身のスーツにピンクのネクタイを合わせて、さすが往年の銀幕スターという雰囲気を自然に醸し出してますよ。

『女体渦巻島』から始まる長い付き合いの中でのエピソードが中心に語られましたが、やはり1時間チョイというのはあまりにも短く感じましたね。

あまり公にしないほうが良さそうなエピソードもありましたが、関西出身の為に標準語での台詞回しに苦労したことや、新東宝時代の作品は演技が固いので、あまり観返すと恥ずかしいから観ないようにしているとか、新東宝倒産後に松竹に移籍するようになったいきさつとか、松竹の某監督との怪しげなエピソードとか、日活で渡のアニキと共演することになったいきさつとか、俊藤浩滋Pとの関係からハンサムタワーズ仲間の某俳優のオハナシに結び付いたこととか、映画に出なくなったいきさつとか、とにかく当事者でなきゃ語れない貴重なオハナシを色々と聞くことが出来ました。

イベント終了後にはサイン&握手もして頂けましたし、非常に有意義でプレミアムな時間を満喫することが出来、本当に行って良かったですね。

もうひとつ、コメントの端々に銀幕での主演スターとしてのプライドを強く感じました。

で、勢いに乗って翌日のシネマヴェーラで開催された吉田輝雄さんのトークショーにも参加しちゃいましたが、コレまた大盛況。

ワタシは開場前に着いたのですが、既に列が出来ております。

周囲をグルリと見渡してみると、ベイプスタを履いてるような学生さんから、「吉田輝雄って、新東宝とかで天地茂とかと共演していた随分昔の俳優だよな」なんて会話してるような年齢だけは輝雄さんと変わらないようなオッサンまでと、相当に幅広い客層ですね。

前日とは衣装のテイストも変えていたり(過去にモデルをしていたことから、今でも服装には非常に気を遣われるそうです)、体型を維持する為の腹筋は俳優時代から欠かさず行っていること、若い歌手の曲をよく聴いていること、もしセッティングがされていたらば歌も歌ったよとかユーモアも交えたりと、トーク内容にも若干変化があったので両日に参加出来て改めて大満足でしたよ。

今度は輝男作品じゃない松竹時代の作品とかも観なきゃなー、と今さらながら思った次第であります。

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