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2010年8月20日 (金)

男の世界だ

1960年10月22日に劇場公開された、『男の世界だ』を観ました。

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新東宝で売り出し中だった吉田輝雄、

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高宮敬二、

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菅原文太、

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寺島達夫の若手長身俳優達に、

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ハンサムタワーズと名付けて更なる飛躍をと目論んだものの、

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会社そのものが倒れてしまって自然消滅・・・。

そんなハンサムタワーズの四人が集結した最後の映画が、『男の世界だ』です。

そんな悲しいいきさつがあるからか、例えば仁義やまむしで文ちゃんと高宮敬二が共演しているシーンを観たり、009ノ1で吉田輝雄と高宮敬二が対峙するシーンを観ているだけで、異様に感激しちゃうんですよね。

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今から数年前には、吉田輝雄と高宮敬二がハンサムタワーズ名義で歌手デビューした際に、なんと文ちゃんが応援コメントを出したなんて最高にイイ話もあったとか。

(残念なことに、既に寺島達夫さんは亡くなられています)

監督は土居通芳です。

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大学の拳闘部主将の吉田は、

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先輩で現在は新聞記者の菅原から父の死の話を聞かされ、しかもソレがガールフレンドで社長令嬢の玲子(大空真弓)の父じゃないかとと知ると、ソノ真相を確かめる為にいざ長崎へ(ついでに玲子も長崎へ)。

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あ、言い忘れてましたが、ハンサムタワーズの面々の役名は、苗字が芸名と同一だったりします。

決起盛んに長崎へと乗り込んだ吉田は、事件に関係する組の息のかかったバーで早速乱闘。

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ソコにたまたま来ていた?流しの高宮が、吉田に荷担してチンピラ共をやっつけました。

が、実は高宮は事件の黒幕の関係者に雇われた殺し屋で、

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なおかつ関係者の愛人の蘭子(万里昌代)とは過去にイイ間柄という、非常にややこしい立場だったりする。

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高宮の周囲でゴタゴタがあり、何やかんやと寺島もハナシに関わっていく。

果して、事件の結末は・・・。

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まあ、非常に分かりやすいアクション映画ですよ。

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まだまだ固い文ちゃんの演技とか、微妙な立場の役柄を好演する高宮敬二とか、初々しさ全開の寺島達夫とか、タワーズの面々それぞれに見せ場はありますが、中でもやはり主役級の吉田輝雄のクールなハンサムぶりが際立っていますね。

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コメント

徳吉です。この当時の他の邦画5社のスター俳優に比べて、新東宝の主演級は結構渋い面々ですね。この4人は後に東映の作品でお目に掛ける事が多くなるのですが、菅原文太は別格として、吉田輝雄は石井輝男作品の常連俳優、高宮敬二と寺島達夫は脇役の印象が強いですね。

投稿: 徳吉 | 2010年8月22日 (日) 13時22分

徳吉さん、コチラにもコメントありがとうございます。
かつて新東宝には高島忠男とか宇津井健とか天地茂とかがいたり、丹波哲郎や若山先生なども在籍していましたが、ハンサムタワーズが登場した頃には天地茂くらいしか残っていませんね。
新東宝倒産直後の活動で一番苦労したのは文ちゃんでしたが、結局最後に誰よりもブレイクしたのが文ちゃんだったというのも面白いです。

投稿: lonehawk | 2010年8月25日 (水) 22時02分

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