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2010年7月13日 (火)

狂った野獣

1976年5月15日に劇場公開された、『狂った野獣』を観ました。

(同時上映は、矢吹二朗の『ラグビー野郎』)

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引き続き、東映チャンネルのアクション映画特集から。

コチラも中島貞夫監督作品ですね。

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京都の町を走る路線バスに、銀行強盗に失敗して逃亡中の川谷拓三と片桐竜次が潜り込み、バスをジャックして逃亡を図ります。

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バスの車内にはチンドン屋の志賀勝や不倫教師の野口貴史、

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駆け出し女優で、念願の役をもらえた為に早く現場に行きたい橘真紀、

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そして最後部の座席で楽器ケースを抱え、時折目をこすっている渡瀬恒彦など、個性の塊のような超濃い乗客が乗り合わせております。

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バスジャックをしたものの、乗客は怯えるでもなく、逆に拓ボンに怒鳴りかかるようなトンでもない状態。

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たまたまココに乗っていた恒彦は、実は宝石強盗をした後で共犯の星野じゅん(新人)と別ルートで逃げている最中だった!

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狂犬な恒彦を前にしてピラニアンな二人が到底敵うはずもなく、拓ボンはボコボコにされちゃいました。

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色んなことがあって、ようやく警察が本腰を入れてバスジャック捜査に乗り出しました。

警察の主任には岩尾正隆と、またまたピラニアンな配役ですよ。

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暴走バスに果敢に飛び付いた警官は、

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室田日出男と、コレまたピラニアンてんこ盛り。

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途中で素性が乗客にバレてしまった恒彦ですが、宝石を取りに再び恐怖のバスに乗り込みます。

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(チンドン屋の志賀勝が異様にオカシイんですよね)

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心筋梗塞持ちの運転手がダウン(結局死亡)してしまい、代わりに元テストドライバーだった恒彦が運転するも、テストドライバーを辞めるキッカケとなった目の具合が悪くなったりで、バスを追跡するパトカーなどと激しいカーチェイスを展開し・・・。

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まずコノ映画のスゴイところは、スタント無しでバスに飛び乗ったり、ママチャリでバスを全力で追いかけ(ソノ前に全力疾走含む)たり、わざわざ撮影に合わせて大型免許を取得したという根性のドライヴィングを見せたりする恒彦のカラダの張り具合でしょう。

元々は単なる谷間の添え物企画だったそうですが、こんな恒彦の俳優魂のおかげで迫力満点の画が完成しましたよ。

あとはピラニアンな面々の強烈すぎる個性とか、あまりにも欲望丸出しで人間臭すぎなバスの乗客とか、拓ボンの「南国土佐を後にして」の熱唱も味が出まくってます。

今の時代では、低予算でコレだけの傑作は絶対に作れまい!と断言できますね。

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コメント

lonehawkさん、お久しぶりです。

やはり、この映画ご鑑賞しておりましたか~。
先日初DVD化されたのでこちらは思わず購入しちゃいました!
渡瀬恒彦のパンキッシュの演技が最高ですね。脇役の片桐竜次は大好きな俳優です。この二人、大激闘マッドポリスで共演しておりますね。やっぱりマッドでしたね(笑)
バスの飛び乗りに失敗した室田警官の味も最高ですね。

妻夫木君も松山ケンイチ君も渡瀬先生のようなマッドな演技が出来たら認めるのになー。

あ、日本暗殺秘録も買っちゃいましたよ。

投稿: 大介(東京都) | 2011年2月22日 (火) 09時24分

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