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2010年7月 9日 (金)

狂走セックス族

1973年4月28日に劇場公開された、『狂走セックス族』を観ました。

(同時上映は、千葉ちゃんが最高にゴキゲンな『仁義なき闘い 広島死闘篇』)

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今月のチャンネルnecoは非常にゴキゲンなアクション映画をガンガン放送してくれていますが、実は東映チャンネルのラインナップも決して負けてないんですよー。

ただ、ソノ辺の作品は未だ観ることが出来ていないので、とりあえず前に観たけどアップしていなかった作品について書いてみようかと。

『狂走セックス族』ってタイトルは強烈だけど、コレはきっと天尾完次も絡んでいたり、脚本に鈴木則文が絡んでいるからなんだろうな。

監督は、東映ピンキー作品で助監督や脚本を多く担当していた皆川隆之です。

冒頭から、いきなりバイクと白バイの追いかけっこですよ。

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荒くれの白バイ警官を演じるのが、主演の渡瀬恒彦。

バイクの運転手を容赦なくボコボコにしちゃいましたが、今だったら確実に問題視されるだろうな。

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恒彦にボコられた怒りのスピード狂の白井孝史は、父親の名和宏にナナハンを買ってとおねだりするも、当然そんなことを簡単に許すはずもありません。

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しかし、名和ちゃんを落とすのは実に簡単なもので、ナンパして知り合ったバイク乗りの姉ちゃんらと手を組んで色仕掛け。

当然ノリノリな名和ちゃんは、姉ちゃん相手に自慢のテクを存分に発揮しちゃったもんで、ソレをネタにゆすられた結果ナナハン代をゲット出来たバカ息子でした(苦笑)。

隣の奥さんも悲しかろうに。

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念願のナナハンをゲットしてゴキゲンな白井孝史でしたが、ソレを仲間に自慢している横を通り過ぎる白いロータスヨーロッパが。

ナナハン自慢をしたいのか、仲間を引き連れロータスを追いかけると、運転しているのがスケだと分かり、どこか悔しげな白井孝史でした。

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調子に乗っている白井孝史は、かつてフルボッコにされた恒彦の白バイにリベンジを(勝手に)挑み、コレまたご満悦。

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白バイ乗りながらも、自らがスピードに取り憑かれたかのように暴走車を摘発しまくっていた恒彦は、自分を振り切っていったナナハンを見てガックリ。

そんな恒彦には婚約者の伊佐山ひろ子がいるのですが、

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かつての楽しかった時は既に過ぎ去っており、まるで二人の間に秋風が吹いているかのようです。

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伊佐山ひろ子は、

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上田正樹のバンド(今作の音楽も担当)のマネージャーをしているのですが、ソコに白井孝史は近寄っていき、あろうことか伊佐山ひろ子を寝取っちゃうことに成功(最初は嫌がっていたはずなのに)。

そんな姿を見せ付けたいが為に恒彦に偽の通報をした白井孝史は、部屋にやってきた恒彦を前に誇らしげな表情。

対する恒彦は、

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こんな表情ですよ。

とりあえず怒りの矛先は伊佐山ひろ子に向うも、やり切れない恒彦でした。

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あ、本編とはほとんど関係ないんですけど、三原葉子が飲み屋の女将としてチョットだけ出演してます。

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先ほどのロータスの運転手は、実は杉本美樹でした。

化粧品売り場のモデルをしていたのを獣のような白井孝史に発見され、

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以後は何かと付きまとわれることに。

でも、ミキティにしても決して悪い気はしていない様子。

そんな白井孝史を一般市民の前でボコボコにしちゃったせいで、

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恒彦は戸浦六宏に10日間の謹慎を命ぜられるハメに。

調子に乗りまくりの白井孝史は、スピードオーバーで疾走していたミキティ運転のロータスを追いかけていた白バイを横並びの状態で蹴飛ばし、あろうことか警官を殺害してしまいましたよ。

事件の参考人としてサツにマークされているミキティですが、そうとも知らずが白井孝史は「明日、一緒に逃げよう」とラブコール。

しっかりとサツに計画はバレちゃっているのに・・・。

謹慎中の恒彦は、そんな白井孝史を「ワタシに任せて下さい」と上司(殿山泰司)に直談判するも、さすがに受け入れられるはずもありません。

ガックリと肩を落として帰る恒彦は、バイク屋にあるナナハンを見つけ・・・。

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そしてナナハン対決のクライマックスです。

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事の顛末を見届けたミキティは、表情ひとつ変えることも無く(まあ、いつも表情は変わりませんけど)、ロータスに乗ってソノ場を立ち去るのでした。

コノ作品、バイク好きな方には何ともタマラン映画なんだそうですが、そうでないと単調なストーリーに退屈しちゃうという、観る側によって評価はハッキリと分かれちゃうみたいです。

ワタシはバイク乗りでないんで、作中に登場するバイクがどうこうとかいうのは全くないけど、本筋とまったく関係ないところでピンキーらしさがうかがえたり、あまりにも表情が豊かすぎる恒彦など、ゴキゲンなポイントは随所に見受けられます。

ミキティ視点で観てもソコソコ見所はありますが、やはりワイルドな役柄のほうが合うのかな?

もうひとつ、伊佐山ひろ子の髪型をもうチョット何とかして欲しかったですね(苦笑)。

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コメント

徳吉です。この作品も、以前東映チャンネルで放映された際に観ました。細かな内容は忘れましたが、原っぱでバイクにまたがった全裸の女達が男共を挑発している場面は憶えてます。白井孝史が演じた役は当初、白石襄(『直撃!地獄拳』でのマリオ水原の部下役)がやる予定が、白石襄が事故か何かで出演不可能になってしまい、白井孝史が代役になったそうです。白井孝史は後に白井滋郎と改名し、あの「ピラニア軍団」の一員として、東映京都の実録やくざ映画や時代劇等に出演してます。

投稿: 徳吉 | 2010年7月10日 (土) 14時32分

徳吉さん、いつもコメントありがとうございます。
今作はソフト化はされていないものの、割と東映チャンネルで放送される機会も多いみたいですね。
徳吉さんご指摘のシーンは序盤に登場しますが、さすがに画像アップは自粛させていただきました(苦笑)。
白石襄のエピソードはワタシも耳にしたことがありますが、確かに今作での白井孝史の役柄は男前の白石襄の方がシックリきますね。
恐らく、白井孝史が主演級で目立っている数少ない作品じゃないでしょうか。

投稿: lonehawk | 2010年7月10日 (土) 22時47分

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