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2010年4月19日 (月)

無頼 人斬り五郎

(またまた前回から続きます)

1968年12月に劇場公開された無頼シリーズ第4作『無頼人斬り五郎』でも、当然ながら渡のアニキと 松原智恵子の魅力が炸裂しておりますぜ。

脚本が池上金男、監督が小澤啓一というコンビが復活しています。

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五郎は、一緒にムショに入っていたが姉のことを託して亡くなった弟分の林田(藤竜也)との約束を果たすために、林田の故郷まで足を運びます。

が、なかなか姉のところに辿り着かず、仕方なく五郎はホテルのボイラーマンとして働きながら行方 を捜していると…。

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由紀(松原智恵子)と出会います。

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由紀は、五郎とも因縁のある名振会に父親を殺されており、ソコの幹部である白山(佐藤慶)から「父親から借りていたお金の返済」という名目でお金を受け取っていました。

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名振会の他の幹部には、(写真右から)新東宝で菅原文太や吉田輝男らとハンサムタワーズを形成していた高宮敬二、キングコブラの南原宏治、お馴染み深江章喜、そして杉江広太郎という超個性的な顔触れが。

でも、どこかバラバラで組織としては纏まってない感じ。

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由紀が名振会のチンピラから狙われ、ソレを五郎が救うと、白山から林田の姉の事を聞き付けました。

林田の姉であるしのぶ(小林千登勢)は赤線におり、義理堅い五郎はそんなしのぶの力になろうと奮闘します。

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他にはストリップ小屋の主人である海藤(いつも必要以上にゴキゲンな演技を魅力満点に見せてくれる小池朝雄)や、

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名振会のチンピラ石丸(岡崎二朗)などが五郎に絡んでストーリーが進行していきます。

(ソレにしても、ニューアクションでの岡崎二朗も不幸な役が多いっすねぇ)

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…と、途中まで観ていると大体先の想像がつく展開となっていきますが、組織に属さず関わる人達に 義理を果たす五郎の姿や、ヤクザ組織に属しながらも由紀に対する足長オジサン的な支援をしたり、 弾の入っていない銃で五郎と対峙した際の覚悟を見せた白山の姿、そして今作でも五郎の男気に胸キュンな由紀(松原智恵子)の姿など、いつもの日活らしさが満開です。

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もうひとつ日活らしいのが、名振会の幹部役の白山自らに「ヤクザなんて皆死んじゃえばイイんだ」と言わせちゃうところでしょうか。

コノ辺が不良性感度満点な東映と大きく違う点ですね。

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コメント

はじめまして
リアルタイムで「実話シリーズ」(当時はこう呼んでいた。)を追いかけていたオッサンです。
このシリーズに興味を持ってくれたことが大変嬉しい・・・のですが。。。。。
佐藤慶演じるやくざは白山ではなく城山のはずです。

それにしても、石原プロにかかわったばかりに、大事な時期を無為に過ごした俳優渡が本当に残念。
でも、そんなとこえろが人間渡としては大好きです。

投稿: 雅彦 | 2010年12月 6日 (月) 21時50分

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